経済産業省の「健康経営優良企業」に認定された田島興産の田島広一社長=佐賀市の同社

 住宅の改修などを手掛ける田島興産(佐賀市)は、従業員の健康増進に積極的な企業を推奨する経済産業省の「健康経営優良法人」に認定された。中小企業が中心の全国健康保険協会(協会けんぽ)佐賀支部の加入事業者では初めてで、社員の健康診断受診を徹底し、病気予防、運動機会の創出にも力を入れていることが評価された。

 健康経営は、社員の健康に配慮して会社の成長につなげる取り組み。働く意欲が増すことで業績や企業価値の改善が期待できるとして、健康増進を戦略的に進める企業が増えている。

 佐賀県は医療費の増加などで協会けんぽの保険料率が全国で最も高くなっている。同社では、全社員(現在44人)が20年以上連続で健康診断を受診するなど健康管理を徹底。社員のインフルエンザ予防接種費用を全額負担しているほか、「さが桜マラソン」に会社を挙げて参加。食生活改善について学ぶ社内報も発行している。田島広一社長は「会社を支えているのは社員。今後も取り組みを強化したい」と話す。

 県内企業ではこのほか、安部建設(佐賀市)、JSRマイクロ九州(同)、タシロクレーン(同)、日立化成電子材料九州(吉野ヶ里町)が認定されている。

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