記者から出題されたクイズに、手を挙げたり話し合ったりする生徒たち=佐賀市の致遠館高

 佐賀市の致遠館高(牟田久俊校長)で22日、1、2年生を対象にした主権者教育の授業があった。教員を候補者に見立てた模擬選挙を行い、公約などから投票先を選ぶ行為を通じて主権者としての心構えを学んだ。

 佐賀新聞社が主権者教育の出前授業として実施し、約460人が出席。選挙権年齢を定めた法律の名称など、選挙に関するクイズを出題した。得票数が同じ場合にはくじで当選者を決める規定を県内の事例と併せて紹介すると、驚きの声が上がっていた。

 模擬選挙には両学年の担任ら4人の教員が立候補した。コンビニエンスストアの誘致や、部活充実のための放課時間繰り上げなどの公約を掲げ、生徒はポスターや政党名、ビデオ演説を見比べながら投票先を決めた。

 生徒会長の2年生八田舜一朗君(17)は「選んだ結果は自分に返ってくる。自分の頭で考えて、公約を基に誰に投票するかを決めることが大事だと分かった」と話した。

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