嬉野市の国立病院機構嬉野医療センターは22日、医師や看護師、技師ら134人に未払い分の残業代として計約1420万円を支給したことを明らかにした。一部の残業代を支払っていなかったとして昨年2月、武雄労働基準監督署から是正勧告を受けていた。支給日は16日で、労基署にも同日報告した。

 センターによると、常勤と非常勤の職員約790人を対象に、2015年6月から17年4月までの勤務状況を調べた。医師や看護師については勤務時間管理簿に記載されている終業時間以降の電子カルテ閲覧記録を調査、事務職員はパソコンの使用記録を確認した。

 時間外勤務は従来、所属長と本人の事前申告と事後確認で管理してきたという。勧告以降、実態に即した勤務時間管理の徹底を呼び掛け、働き方に関する相談窓口も設けた。各部署の勤務時間管理簿や電子カルテの閲覧記録を抜き打ち的に調べる取り組みも始めたといい、「ずれがあれば、できるだけ早く修正できるようにしたい」と話している。

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