武雄温泉は、建築家の辰野金吾が設計した国重要文化財の楼門内部の見学期間を延長する。3月で終了予定だったが、天井に描かれた四つの干支が、辰野が同時期に設計した東京駅の駅舎にある干支と合わせて十二支がそろうなど、観光スポットとしても人気があり、1年間延長する。

 楼門は大正4(1915)年に完成。2階の天井の四隅に、子、卯、午、酉の彫り絵がある、一方、東京駅舎の天井にはこの四つ干支以外の八つの干支のレリーフがある。2013年に確認されたが、その経緯や理由は分からないまま。「辰野の遊び心か」などさまざまな憶測を呼ぶ。

 楼門にはこのほか、昔の武雄温泉や楼門の写真、三つの楼門が計画されていたことが分かる設計図も展示されている。公開時間は午前9時から1時間で火曜日は休み。見学には1年間使える入泉券(400円から)の購入が必要。旅館組合加盟の宿泊施設利用者は300円で見学できる。

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