【ロンドン共同】英データ分析企業ケンブリッジ・アナリティカの最高経営責任者(CEO)アレクサンダー・ニックス氏が、英テレビ局チャンネル4のおとり取材に、2016年の米大統領選でトランプ陣営の運動を「われわれが全てやった」と明言、選挙戦略策定に同社が主要な役割を果たしたと主張した。チャンネル4が19、20両日に隠し撮り映像を報じた。

 ケンブリッジ・アナリティカは第三者による調査の間、ニックス氏を職務停止にするとし、発言について「わが社の価値観や活動を代表していない」との声明を出した。

 ニックス氏はロンドンのホテルで、スリランカでの選挙操作を狙う富豪の仲介者を装った記者に対し、ネット上で政治家の信用を傷つけたり、候補者の醜聞になるよう女性を送り込んだりする手法を披露。米大統領選ではトランプ氏と「何度も」会ったとした上で「調査、データ収集、分析、ネット上での運動」など全てを手掛けたと主張。「全ての戦略にわれわれのデータが使われた」と話した。

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