共産党佐賀県委員会は19日、来年夏の参院選佐賀選挙区(改選数1)に、新人で党県委員の大森斉(ひとし)氏(62)=三養基郡みやき町=を公認候補として擁立すると発表した。「多くの市民や野党と共闘していきたい」と説明し、早期に名乗りを上げることで共闘を主導することを目指す考えを示した。

 大森氏は県庁での会見で、森友学園問題で追及されている安倍政権を「政権そのものが国難。国会や国民に対する隠蔽(いんぺい)体質は許すことができない」と批判、憲法9条改正や玄海原発再稼働に反対していくと述べた。

 民進党分裂の影響で、昨年の衆院選2区で候補者を一本化できなかった経緯を踏まえ、参院選では政策協定を結んで共闘態勢を構築したい考え。大森氏は「対等に協議する。こちらから一方的に(立候補を)下ろすことはない」と述べた。

 大森氏は鳥取県出身、佐賀大学農学部卒。旧北茂安町議を5期20年務めた。国政選挙は、落選した昨年の衆院選以来3度目の挑戦。

 来年4月の県議選で、現職の武藤明美氏(佐賀市選挙区)、井上祐輔氏(唐津市・東松浦郡選挙区)を公認候補として擁立することも発表した。

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