映画「キスできる餃子」主人公の足立梨花さんと共演の田村侑久さん

映画とタイアップして商品化した「餃子の具で作ってみた」シリーズ

 宮島醤油(唐津市船宮町、宮島清一社長)は、工場を置く栃木県宇都宮市を舞台にしたラブコメディー映画「キスできる餃子(ぎょうざ)」のメインスポンサーとなった。「地産地工」を掲げた地元密着戦略の一環で、「餃子の具」シリーズと銘打ったレトルト食品も発売する。

 

 「地方創生ムービー」として宇都宮商工会議所、宇都宮餃子会、地元紙の下野(しもつけ)新聞社など“オール宇都宮”で製作委員会を設立した。平昌五輪NHKサポーターに起用された女優の足立梨花さんを主役に、劇作家でもある秦建日子(はたたけひこ)氏が監督を務める。

 宮島醤油は、デミグラスソースなど缶製品を受託製造してきた米国食品会社の撤退に伴い、2000年、宇都宮市内の工場を買収した。関東展開の拠点として毎年、地元高校生を採用。05年には宇都宮餃子会承認の商標登録商品として「宇都宮野菜餃子カレー」を発売した。

 映画は特別協賛スポンサーとして出資。同社工場でロケが行われ、主催する餃子インターハイに主人公が出品するというストーリーも盛り込まれる。

 さらに餃子の残り具を使って料理する映画の場面をヒントに、「餃子の具で作ってみた」を商品名にしたカレー、まぜご飯のもと、スープのコラボ商品3品を開発。400円から200円(税抜き)で、イトーヨーカ堂などで全国販売する。

 同社の17年売上高126億円のうち宇都宮工場は約3割で、従業員170人。唐津商工会議所会頭として映画「花筐(はながたみ)」の製作推進委員会副会長を務めた宮島社長は「片や文芸作品、片や地域振興キャンペーン映画と、ジャンルは異なるが、生活に密着した食品メーカーとして、唐津でも宇都宮でも良き地域市民でありたいという思いは同じ」と出資の意図を語る。

 映画は6月22日から全国公開される。

 

宇都宮餃子会の事務局長が講演 23日、唐津商工会館

 唐津商工会議所は、宇都宮餃子(ぎょうざ)会事務局長の鈴木章弘さんを招いた講演会を23日午後5時10分から、唐津市大名小路の唐津商工会館大会議室で開く。参加自由。

 「餃子のまち」宇都宮は「食のブランドづくり」「食による地域おこし」の成功例として知られ、その取り組みや映画「キスできる餃子」製作の経緯などを語る。問い合わせは唐津商議所、電話0955(72)5141。

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