26日まで開かれる熊本義泰さんの窯出し展=鹿島市浜町のギャラリー「陶房」

 鹿島市浜町の陶芸家、日本工芸会正会員の熊本義泰さん(73)の窯出し展が自宅ギャラリー「陶房」で開かれている。緑色の青磁を中心に花器や食器、酒器など約500点を展示販売している。26日まで。

 中国・北宋時代の「耀州窯(ようしゅうよう)」で盛んに生産されたグリーンの青磁。中でも流麗な片切彫りによる文様がみられる名品「青磁刻花 牡丹唐草文」に20代の頃の熊本さんは心を奪われたという。初期は天目、次第に緑への挑戦が始まり、現在までに日本伝統工芸展で25回入選を果たす。作品は風に吹かれてなびく麦をモチーフにさまざまな文様が展開される。

 24、25日は鹿島酒蔵ツーリズムが開かれる。「透明感のある緑を作るため一歩ずつ歩んできた。ぐいのみもあるので、立ち寄ってもらえれば」と話す。問い合わせは熊本さん、電話0954(63)2029。

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