23日にも再稼働する九州電力玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)を巡り、「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」(石丸初美代表)など12団体は19日、再稼働容認を取り消し、住民説明会をやり直すように求める要請書を佐賀県の山口祥義知事宛てに提出した。

 石丸代表らは担当部局とのやりとりで、安全対策を記した九電のリーフレットに対し、県議会で「安全神話につながりかねない」と懸念の声が出たことに言及した。県が改善を申し入れ、九電が使用を取りやめたことを受け「誤解を生む資料を使っての説明会はやり直すべき」と主張した。

 要請書では、県の「再稼働に関して広く意見を聴く委員会」を改めて開くことや、有識者でつくる原子力安全専門部会へ原発に慎重な専門家を加え、県独自の検証を行うことも求めた。

 「格納容器は壊れない」「水素爆発は起きない」など22項目の「安全神話」について知事の見解を問う質問書も添え、22日までの回答を求めた。団体側は19日、九電に対しても要請行動を行った。

このエントリーをはてなブックマークに追加