鳥栖市の日本語学校「日本文化教育学院」で不当な退学処分を受けたとして、スリランカ国籍の男性(30)が約254万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が19日、佐賀地裁(立川毅裁判長)であり、男性は本人尋問で「思っていたことができなかった。ショックだった」と述べた。

 男性は、留学前に担当者の女性や同校の理事長らから「仕事は二つできる」「月200時間は働くことができる」と説明されたと主張した。学校側から学習意欲がなく、態度も悪かったと指摘されている点に対しては「欠席は1日だけで遅刻や早退もない。まじめにやっていた」と反論した。

 原告の弁護側は、学生としての地位保全も訴えていたが、取り下げた。男性がスリランカに帰国していたことを受け、入国管理局が留学の在留資格の更新を認めなかったためで、学校側には退学届を提出した。

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