パネルディスカッションで、サッカーを通した地域振興について語るサガン・ドリームスの竹原稔社長=佐賀市のグランデはがくれ

パネルディスカッションで議論を交わすサガン・ドリームスの竹原稔社長(右)ら=佐賀市のグランデはがくれ

 「第6回スポーツツーリズム・コンベンションin佐賀」(佐賀県、日本スポーツツーリズム推進機構主催)が15、16の両日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。地域の特性を生かしたアウトドアスポーツや独自の試み、地元に根差した活動を通じ、スポーツと観光を組み合わせた地域振興の方法を探った。

 スポーツ庁の平井明成スポーツ総括官は、基調講演でスポーツツーリズムの拡大と定着化へ向け、「アウトドアスポーツの振興」を重点化していると説明した。流れの激しい吉野川がある徳島県三好市を例に、年間約4万人がラフティングに参加し、昨年の世界選手権には約1万9千人の観客が訪れたと紹介した。「アウトドアスポーツは年齢や体力にかかわらず参加でき、地域ならではの環境を活用できる」と語った。

 パネルディスカッションでは、サッカーJ1サガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスの竹原稔代表取締役社長ら4人が登壇した。竹原氏は史上初の平日金曜開幕となったサガン鳥栖の開幕戦や、昨年に実施した観客が料金を決める「値段のないスタジアム」に触れ、「今まで誰もやっていないことに取り組んでいる」とサッカーを通して地域の注目を高める方法を述べた。

 2日目は講演や参加者同士が意見交換するワークショップがあり、行政や競技団体などさまざまな立場の参加者が「財源はふるさと納税を活用してはどうか」「体育協会と観光業界の連携が必要」など意見を出し合った。

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