一般走者と完走を喜ぶペースランナーの吉丸博隆さん=佐賀市の県総合運動場

 フルマラソンには、ゼッケンに記されたタイム通りにゴールするペースランナーが配置された。8人のペースランナーは頭に風船をつけて目印となり、走者たちの目標タイムへの挑戦を手助けした。

 3~6時間半まで四つのタイムでペースランナーが2人ずつ走った。小城市出身の吉丸博隆さん(49)=和歌山県在住=は、3時間のランナー。「(3時間を切る)サブスリーは市民ランナーの目標の一つ。それだけに責任重大」。プラン通りに走れていることを声に出し、周囲のランナーを安心させるよう心掛けた。

 ゴールすると、先着したランナーが肩で息をしながら握手を求めてきた。「ペースランナーとして一番うれしい瞬間です」。一般走者とはひと味違う走る喜びに浸った。

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