ゴールを前に懸命に走る中山竹通さん=県総合運動場

 ソウル、バルセロナ五輪で4位に入賞し、男子マラソンのエースとして活躍した中山竹通(たけゆき)さん(58)がゲストランナーとして初めて出場、フルマラソンを走った。けがでコンディションは不十分だったが、3時間39分で完走し、沿道のファンから熱い声援を受けた。

 1月から2月にかけて太ももとアキレス腱(けん)を痛めた。走り込みができないまま臨み、ゴールの県総合運動場には険しい表情で戻ったが、大きなストライドを生かした往年の走りは健在だった。

 「レースはチャレンジ」が持論。トップを目指す競技者も市民ランナーも、それぞれの目標を持って大会に臨むべきだと訴える。けがに苦しみながら完走した名ランナーの最大の目標は「60歳で(3時間を切る)サブスリー」。マラソンに対する情熱は衰えを知らない。

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