女子フルマラソンで2連覇を果たした吉冨博子(メモリード)=佐賀市の県総合運動場前

 女子フルマラソンは前年に続き、吉冨博子(メモリード)が頂点に立った。自身の持つ大会記録を2分23秒縮め、2時間33分57秒でゴール。「記録更新を狙っていたから、うれしい」と顔をほころばせた。

 ことし4度目のフルマラソンだった。3週間前に出場した東京マラソンでは、日本人女子最高の6位でゴールし、自己記録も更新した。ただ、そこで少し気持ちが切れてしまった。

 東京マラソンまで毎週レースに出場していた疲れも出て、練習で思うように走れなかった。少しずつ調子を整え、本番に臨んだ。

 「吉冨さ~ん」。桜マラソンの初代女王で、県内一周駅伝や都道府県対抗駅伝などに幾度となく出場している吉冨を知る観客は多い。県庁から折り返し、佐賀市文化会館前の10キロ地点。沿道には呼ぶ声があふれ、手を上げて声援に応えた。「応援も力になって、楽しく走れた」と吉冨。男子を含めて全体の9位に入る力走だった。

 それでも満足はしていない。「もっと速く走りたい。誰も抜けないような記録を」。現在の目標は2時間30分を切ること。約1カ月後にボストン・マラソンに挑む。

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