21世紀枠で初の甲子園に挑む伊万里。優勝候補筆頭の大阪桐蔭との対戦に、選手たちは「まさか当たるとは」と驚きを隠せない様子だったが、すぐに気持ちを切り替えた。放課後はいつも通りに分刻みの練習メニューで汗を流した。

 組み合わせ抽選会には吉原彰宏監督、草津泰英部長、犬塚晃海主将の3人が出席。抽選会の様子はインターネットで中継され、犬塚加代子校長が1、2時間目の間の休み時間に校内放送で対戦相手を知らせた。

 結果を知り、2年生の部員らは休み時間に集まったという。副主将で5番を担う末吉竜也一塁手は「戦ってみたいという思いと、戦いたくないという気持ちの両方がある」と話し、山口修司投手は「高めに浮いたら打たれる。緩急とコースを意識したい」と気を引き締めた。守備が持ち味の松尾拳志二塁手は「思いきりやれそう。投手にたくさん声を掛けてもり立てたい」と力を込めた。

 伊万里は練習試合解禁を受け、10日を皮切りに福岡農、東陵(熊本)などと対戦。大会までの限られた時間の中で試合勘を高めている。抽選会から戻った吉原監督は、練習後のミーティングで「どこと当たっても強いことは分かっていた。相手が決まった以上、あと1週間しっかり準備していこう」と選手たちに呼び掛けた。

 伊万里は主戦山口修を中心とした粘りの野球で全力を尽くす。

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