九州電力は16日、玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)を早ければ23日に再稼働すると明らかにした。22日に制御棒を動かす機能の検査など、原子炉起動前の最終工程を予定している。玄海3号機の再稼働は7年3カ月ぶりで、九州のプルサーマル発電が再開する。

 全国の原発再稼働は14日の大飯原発3号機(福井県)に続き5原発7基目で、九電管内では川内原発1、2号機に続き3基目となる。

 原子力規制委員会によると、九電は16日午前に規制委と面談し、23日以降準備が整い次第原子炉を起動することを伝えた。九電は取材に対し「具体的な日程は今後の進捗(しんちょく)によるため、明確に言える段階にない」と説明している。

 16日は品質管理の方法に関する規制委の使用前検査や、原子炉起動時の保安検査を受け、定期事業者検査として非常用予備発電装置の機能検査も実施した。22日までに、制御棒のほか、主蒸気安全弁や補助給水ポンプの機能検査を済ませる。

 玄海3号機は今年1月の再稼働を目指していたが、昨年10月以降、神戸製鋼所や三菱マテリアルの製品データ改ざん問題が発覚し、部品の安全性確認で2カ月遅れた。4号機は5月の再稼働を見込む。

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