松本茂幸市長(前列左から3人目)から「ふるさと名物応援宣言」を受けた神埼そうめん協同組合や神埼和菱組合のメンバーら=神埼市役所

ふるさと名物宣言を受けた神埼そうめん(右)と和菱を使った「ひしぼうろ」や菱焼酎=神埼市役所

 神埼市は16日、古くからの伝統を持つ神埼そうめんとクリークや水田で収穫できる和菱(わびし)を生かした取り組みを支援していくために「ふるさと名物応援宣言」を行った。県内での宣言は基山町、有田町に次いで3例目で、市としては初めて。そうめんは全国2例目、和菱は全国初となった。

 宣言は、地域資源を活用した中小企業の事業活動促進などを目的として、経済産業省が2015年から始めた支援策。市町村が、各県指定の「地域資源」を活用した商品・サービスを「ふるさと名物」と位置付けて応援宣言をする。

 神埼そうめんは約390年の歴史があり、市は機械そうめん発祥地としても知られ、「神埼めん懐石」や「神埼そうめんコロッケ」がある。和菱は全国菓子大博覧会で金賞を受賞した「ひしぼうろ」や「TheSAGA認定酒」の神埼菱焼酎として親しまれている。

 16日には神埼市役所で、松本茂幸市長が「神埼そうめん、和菱は地域の宝。知名度の向上や地域ブランドの育成・強化などにふるさと名物を活用していく」と宣言した。

 神埼そうめん協同組合の多々良雄一副理事長は「食文化が変化して難しい時代ではあるが、組合員の知恵を振り絞って一致団結していく」と強調。神埼和菱組合の本村宣行組合長は「絶やすことはできない。水田栽培を増やすなどしてニーズに応えられるよう、前進あるのみ」と力を込めた。

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