佐賀県は15日、児童発達支援と放課後等デイサービスを提供する三養基郡基山町の合同会社ベリーズクラブ(池田裕行代表社員)で人員や運営基準違反があったとして、4月15日付で指定障害児通所支援事業者の指定を取り消すと発表した。不正請求した給付費約1300万円は返還を求める。

 県障害福祉課によると、事業所名は「そらん」で2016年5月1日に指定した。児童発達支援管理責任者が法で規定した「専任かつ常勤」でなく、一部の利用者を、同じ代表者が設置する保育施設に通わせたり、支援計画を作成していなかったりした。

 県は昨年7月、定例の実地指導で把握、監査や情報提供などで違反を認定した。県の調査に対する虚偽答弁や給与台帳の偽装もあった。事業者側は「制度に関する認識不足だった」などと釈明しているという。

 福岡県内を含む6市町21人(昨年12月時点)の利用者は、「ほとんどが別の受け入れ先が決まっている」(障害福祉課)という。各市町も不正請求額を確定して返還させる。

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