採用担当者の説明に耳を傾ける学生たち=佐賀市のホテルマリターレ創世

 来春卒業予定の大学生や専門学生を対象にした「さが就活ナビ企業研究セミナー」(佐賀新聞社主催)が15日、佐賀市であった。県内に本社や事業所を置く60社・団体が出展。学生優位の売り手市場が続く中、学部や専攻にこだわらず、柔軟な採用姿勢をアピールする企業もあり、優秀な人材確保に向けて採用担当者の説明に熱がこもった。

 

 県内外の大学などに通う学生約160人が参加した。主要企業の会社説明会は今月1日に解禁され、就職戦線が本格化。人気の大手企業を目指す学生も増えており、企業紹介のパンフレットを示しながら、ブースを回る学生を呼び止める企業関係者の姿が目立った。

 中野建設(佐賀市)の担当者は、建築工事などの受注増による人手不足を踏まえ「仕事への熱意があり、会社の理念に共感してくれる学生なら、文系、理系を問わず採用したい」と話した。

 コピー機のメンテナンスを行う企業は「空前の売り手市場。大手に流れないか心配」と危惧し、学生に対して「専門知識は入社後の研修で身に付けられる」と説明していた。

 金融関係が志望という白石高出身で福岡女学院大短期大学部1年の山下紗英さん(19)は、「周りの同級生の動きは早い。乗り遅れないようにしたい」と話した。

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