文部科学大臣表彰を受けた武雄市子育て総合支援センターのメンバー

 武雄市子育て総合支援センター(吉牟田美代子センター長)が15日、家庭教育を支援する活動が優れているとして文部科学大臣表彰を受けた。赤ちゃんや保育園児らと小中高校生が交流する企画などが評価された。

 

 表彰は文部科学省が本年度から新設した。親が子に行う家庭教育を支える活動をたたえようと2年に1回表彰する。今回は全国で25の活動が選ばれた。

 武雄市子育て総合支援センターの活動では、赤ちゃんと保護者が小中学校を訪ねて児童生徒とふれあう「赤ちゃん登校日」と、幼稚園や保育園児が中学・高校を訪れて一緒に遊ぶ「育ちあい講座」が注目された。

 赤ちゃん登校日は3中学校と1小学校で月に1回、2時間程度実施。赤ちゃんをあやしたり、抱っこしたり、一緒に遊ぶ。赤ちゃんにとっては“社会デビュー”、お母さん同士も同世代と知り合う機会になる。

 育ちあい講座は、5中学と武雄高で家庭科の保育の時間に実施。中高生のリーダーは事前に子どもたちに関心の高い遊びなどを調べ、ペットボトルや新聞、段ボールなどでボウリングや魚釣りゲームなどを作って学校で遊ぶ。弁当を一緒に食べることもある。

 小中高校生は父性や母性、そして自分が大切に育てられてきたことを感じているという。学校からは「すごく優しくなる」という声も聞かれている。

 吉牟田センター長は「地味な仕事が認めてもらえてうれしい。表彰によって活動が知られることでいろんな意見も出てくる。今後の活動に役立てたい」と喜ぶ。

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