みそ汁がくれる幸せがある。「みそしるは 心と同じ 温度だね」(北明小5年・稲富結唯さん)。おわんを両手で包み込むと、作ってくれた人の心までしみてくる。「いつのまに おぼえたみそしる 母のあじ」(朝日小3年・のなか あこさん)。引き継がれていく味がある◆佐賀新聞社と佐賀県が実施した「小学生の食育の標語コンクール」で、審査員を務めさせてもらった。県内62校から8351点の応募があり、子どもたちの着眼点や、ユニークな言葉選びに感心しながら、入賞作を選んだ。きょう付けの14面に、特集紙面を掲載している◆台所から漂ってくる香りに、思わず、つまみ食いしてしまったり。「いい香り 誘われ 集結 味見部隊」(三日月小5年・古賀美々子さん)。リズミカルに刻む包丁の音や、ぶくぶくと沸騰する鍋の音も楽しい。「キッチンは 毎日にぎやか 音楽会」(新栄小4年・佐藤杏さん)◆平昌オリンピックのメダルラッシュに熱狂した今年らしい作品も。「おいしいね じいじのおこめ 金メダル」(麓小1年・手島あいさん)。「食たくに ならぶ手りょうり せかいいち」(若楠小3年・杉本詩季さん)◆食卓を囲む家族との弾む会話は、最高の調味料だろう。「きかせてよ きょうのできごと たべながら」(川上小1年・きょ ことはさん)(史)

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