自民党第3派閥の額賀派(平成研究会)は14日、額賀福志郎会長が退任を表明し、副会長の竹下亘・党総務会長が派閥会長に就任することで分裂の危機を回避した。「竹下派」復活となる新体制に、所属する佐賀県関係国会議員の3人も「力強い政策集団としての基盤ができた」と胸をなで下ろした。

 党総務会長代理として竹下氏を支える福岡資麿参院議員は「総務会でも意見を抑えるのではなく、活発な議論を促すスタイル。多くの意見に耳を傾け、最後はみんなが納得のいく決断をする」と評価する。国会は森友の文書問題で重大な政局を迎えているが、「こういう時こそどっしりした旗頭がいることが大切だ」と語った。

 古川康衆院議員は以前、竹下氏から「派閥の改善策はみんなでもっと飲むことだ」と言われたことがある。竹下登元首相が会長だったころは羽田、小沢氏らが「七奉行」として後輩の面倒をよくみていたという。「派閥の良さは誰に相談していいか分からない時に気にせず先輩に相談できること。そんなところから力が生まれてくると思う」

 山下雄平参院議員は「自ら汗をかいて努力するが、成果は声高に言わず、手柄は他に回す。かつての竹下派はそんな文化があった。もう一度、その原点に戻っていくのだと思う」と期待感を示した。竹下新会長については「相談に行くと温かく守ってくれる包容力がある人」と評した。

このエントリーをはてなブックマークに追加