鳥栖―神戸 後半28分、相手ゴール前へのクロスボールに鳥栖MF福田(左から2人目)が反応するも神戸MF藤田(同4人目)に防がれる=鳥栖市のベストアメニティスタジアム(撮影・山田宏一郎)

 フィッカデンティ監督は「全員がいいプレーをしてくれた」と前向きに語ったが、不完全燃焼の試合となった。鳥栖は集中を欠いた立ち上がりが最後まで響き、神戸に0-2の完封負け。0-1で敗れた前節・湘南戦に続き得点を奪えず、課題の残る試合となった。

 「前半で失点してしまうと難しい試合になる」。試合前、DF高橋祐が口にしたように、前半20分で失点した湘南戦の反省を踏まえて意思統一はできていたが、思いに反し、前半4分、ロングパスに反応した神戸FW渡辺に技ありのループシュートを決められた。

 追う展開になったが、「(相手を)崩すことはできた」と今季公式戦初出場のDF安在。後半は引いて守る相手に対し、いい距離感で長短のパスを小刻みにつなぎ、左のDF三丸、右の安在らがサイド攻撃を仕掛け敵陣深く攻め込んだ。

 ただ、守りに入った神戸のゴールをこじあけることはできず、キャプテンマークを巻いたMF高橋義は「最後の精度があれば…」と語った。

 4日前のリーグ第3節・横浜M戦から8人を入れ替えて臨んだ一戦。敗戦に悔しさは残るが、「ポジティブな部分が多かった。見つめ直してやり続けるだけ」と指揮官。高橋義も「やりたいことはやれていた。僕たちがいいパフォーマンスをしないとチームの底上げにはならない」と気を引き締め直した。

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