観光条例案を全会一致で可決した佐賀県議会=県議会議場

 佐賀県議会は14日、観光振興に関する理念を定めた議員提案の条例を、全会一致で可決した。明治維新150年を契機に、観光の観点から県民と旅行者が交流できる地域づくりを推進し、県民の誇りの醸成と生活向上を目指す。

 観光振興条例は全36議員が提案者で、6条で構成している。県の責務として、地域資源の磨き上げや旅行者受け入れの環境整備、情報発信など、観光振興の施策を総合的に推進することを規定した。県民の役割は、魅力ある地域づくりや旅行者を温かい心で迎えることに努めると明記した。

 条例を検討してきた委員会の大場芳博委員長は提案理由説明で「人口減少や少子高齢化が進む中、観光振興で交流人口を増やすことは地域発展につながることが期待される」と述べた。観光振興条例は、全国では31道県が制定している。

 このほか、約1200万円を増額する2017年度一般会計補正予算案など20議案を可決した。

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