出品されたノリの品質をチェックする業者の担当者=佐賀市の佐賀海苔共販センター

 佐賀県沖の有明海で養殖されたノリの今季8回目の入札会が14日、佐賀市の佐賀海苔(のり)共販センターで開かれた。累計販売金額は238億6496万円となり、当初目標の228億円を突破した。

 この日の販売枚数は2億4400万枚。前回入札会以降、天候が不安定だったものの、予想を上回る枚数を確保した。1枚当たりの平均単価は9円64銭と漁期終盤としてはまずまずの結果で、販売金額は23億5338万円だった。

 県有明海漁協の徳永重昭組合長は「寒波で冷え込み、製品そのものは全体的に良かった」と目標額達成の要因を語った。漁協が目指す販売枚数、額の15季連続日本一については、他産地の動向を見極める必要があると慎重な姿勢を示し、「毎年、日本一の生産県としての責任が求められることが重たい」と話した。

 漁協は同日、運営委員長・支所長会議を開き、ノリ網を4月10日までに、支柱は4月7日から28日までに撤去することを決めた。

 入札会は残り2回で、累計販売枚数は目標の19億枚に対して93%の17億6627万枚。次回以降は気温の上昇とともに出品枚数の大幅な減少が予想され、達成は微妙な状況となっている。

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