伊万里市議会の一般質問は12~14日の3日間で15人が登壇し、大川内町にある市営散弾銃射撃場の鉛汚染問題や、JR筑肥線の減便への対応などについて考えをただした。

 【市営散弾銃射撃場の鉛汚染問題】射撃場一帯には市の推計で57トンの鉛弾が堆積しており、環境対策の方針を有識者や市幹部でつくる検討委員会で決めている。委員会の構成メンバーについて、現委員と異なる意見を持つ有識者や地元住民も加えて議論の幅を広げるべきと指摘があった。

 緒方俊夫教育部長は「(現委員は)九州では有数の研究者と認識しており、新たな有識者を加える考えはない。地元住民の参加に関しては、委員の有識者との意見交換会を開くなどして対応したい」とした。塚部芳和市長は「さまざまな意見があることは承知している。その人たちとも情報交換をしながら、解決に向けて一歩でも前に進めたい」と答えた。

 【JR筑肥線の減便】17日のダイヤ改正により筑肥線の唐津-伊万里間が2本削減される。減便の影響や市としての利用促進策について質問があった。

 佐藤弘康政策経営部長は「高校生の通学に大きな支障はないようだが、部活動の終わりが遅くなれば多少の影響が危惧されるため、ダイヤ改正を踏まえた対応を学校側に求めている」とした。利用促進策に関しては、「マイカー通勤の人がJRを利用する『エコ通勤の日』を設けるなど検討したい。観光旅行での利用促進策にもJR九州と連携して取り組みたい」と述べた。

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