佐賀空港の本年度の利用者数が70万人を突破した。東京便が堅調な上、国際線の利用者が大幅に増え、過去最多だった前年度の実績を2月末時点で上回った。年間利用者数は5年連続で過去最多を更新し、県は「空港建設時の需要予測である年間73万7千人の突破は確実」と説明している。

 県議会総務常任委員会で石井秀夫議員(自民)の質問に答えた。本年度の2月末までの利用者数は70万6062人で、前年度同月比で10万7450人増え、前年度1年間の約66万2千人を超えた。ソウル便が週3往復から段階的に毎日1往復に増えたほか、台湾からプログラムチャーター便が就航し、国際線利用者が16万9707人と、前年度同月と比べ86・3%伸びたことが後押しした。

 路線別では、1日5往復の東京便が41万5983人(搭乗率72・8%)で2万7376人増加し、1日1往復の成田便は12万179人(同62・4%)で1996人増えた。

 国際線は、ソウル便が9万4965人(搭乗率77・1%)で、増便効果もあり倍増した。週3往復の上海便は4万5459人(同85・6%)で1717人増え、昨年6月に就航した台湾便は2万9283人(同84・3%)だった。

 ビジネス客が多い東京便の利用者からは、増便や使いやすいダイヤを求める声が上がっている。県地域交流部の野田信二副部長は「経済団体とも連携し、利用者の声を航空会社に届けたい」と述べた。新規路線については、香港や上海以外の中国の都市を視野に「既存路線の利用実績がアピール材料になり、引き続き利用促進に取り組む」と答えた。

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