夫婦関係を長く続けるこつを語る石蔵氏=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 佐賀新聞社が主催する佐賀政経懇話会が13日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。夫の言動が原因で、妻が体調を崩す「夫源病(ふげんびょう)」の名付け親で医師の石蔵文信氏が講演し、夫婦関係を長く続けるためのこつを語った。

 演題は「熟年離婚と夫源病~妻に捨てられないための五箇条」。「夫源病」は男性更年期外来を開く石蔵氏が提起している。「原因不明の体調不良を感じる人には、夫婦関係が問題の事例が多い」と指摘した。特に女性は夫の言動にストレスを抱えるケースが目立ち、夫婦関係の改善や別居、離婚後に体調が良好になるという。

 年々高まっている熟年離婚の理由について、「浮気や暴力よりも“家事を手伝わない”“家政婦扱い”など日常生活の積み重ね」と調査結果を踏まえた分析を示した。「男性は妻を対等な一個人として見ているか。上から目線で見ていると熟年離婚が近づいてくる」と注意を呼び掛けた。

 定年後、夫の妻への依存が負担になりがちなことにも触れ、「夫は自立すること。妻にはありがとうといった言葉を常に伝えて」と語った。

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