九州電力が玄海原発の安全対策について説明したリーフレット

 九州電力が玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の安全対策を説明したリーフレットについて、県議会などで「安全神話につながりかねない」と懸念の声が出ていた問題で、九電は13日、県の改善申し入れを受け、同社のウェブサイト上の掲示を取り下げる方針を示した。リーフレット自体も「これ以上の配布は差し控える」としている。

 リーフレットはA4判4ページで、玄海3、4号機が原子力規制委員会の審査に合格した昨年1月以降、安全対策の向上を住民に伝えるために作成した。戸別訪問などで上場地区の約7500戸に配った。

 事故時の放射性物質の放出量が福島第1原発事故時の「約2000分の1」という記述があり、今月5日の県議会一般質問で疑問の声が上がり、山口祥義知事も懸念を表明。担当部長が9日に九電に改善を申し入れていた。

 唐津市議会でも13日の一般質問で取り上げられ、峰達郎市長も九電へ「手直しを要求する」と答弁した。

 九電は「安全対策について平易な言葉やデータを活用することで、分かりやすくしたいという思いで作成した。安全神話と受け取られるのは本意でない」と説明している。

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