講師を中心に活発な意見交換がされる歴史愛好会

 近現代史の佐賀に関係する人物と事件に焦点を当て、大衆の目から見た郷土の歴史を学ぶ「歴史愛好会」が月1回嘉瀬公民館(佐賀市嘉瀬町)で開かれている。

 講師は郷土歴史家の関家敏正さん(83)。勉強したことをまとめた手作りの冊子を参加者に配り、それをもとに意見交換がなされる。十数人の参加者もほとんど高齢者だが、知らなかったことを知ったという人が多く、これから勉強しよういう姿勢がうかがえる。中には、別の角度からの知識を披露する人もいる。

 取材した日は、戦前、台湾で新高製菓をおこし“アジアの製菓王”と言われた森平太郎(佐賀市富士町出身)についての話。森の孫にあたる北方謙三さんの著書『望郷の道』や、森の活躍した日清戦争(1894)や日露戦争(1904)当時の時代背景も紹介された。

 講師の関家さんは「自分たちや家族の歴史を振り返り学ぶことは、平和を守るためにも大切ではないでしょうか」と話す。

 連絡先は関家さん、電話090(1972)0779。(地域リポーター・上原和恵=佐賀市)

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