自宅の方向を向き、空から「お母さーん」と叫ぶ生徒=佐賀市の金立特別支援学校

バルーン係留飛行の搭乗体験を終え、笑顔で降りてくる児童=佐賀市の金立特別支援学校

 佐賀市の金立特別支援学校(渡邊成樹校長)で12日、バルーン係留飛行の搭乗体験があった。小学部から高等部までの約90人の生徒児童がバルーンのバスケットに乗り空からの眺めを楽しんだ。

 バスケットの中から笑顔で手を振る子どもやバーナーの大きな音に驚いて泣き出してしまう子どもなど反応はさまざま。初めてバルーンに乗った同学校小学部6年の米澤七海さん(12)は「高くて人が小さく見えた。卒業前に乗れてとてもいい思い出になった」と楽しんだ様子だった。

 搭乗体験は、佐賀市内のバルーンクラブに所属する同学校小学部の池田格教諭(33)がバルーンクラブの協力を得て実施した。秋に開かれているバルーンフェスタには人混みの中に車いすで行くのは困難なことが多いため、「子どもたちに近くで体感して喜んでもらいたい」と昨年から取り組んでいる。

 池田教諭は「楽しい、怖いなどいろいろな気持ちがあるが子どもたちにはそれぞれ何か感じてもらいたい。苦手なことを乗り越えていくきっかけになれば」と話した。

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