東日本大震災による佐賀県内への避難・移住者へのアンケートでは、間近に迫る九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働についても尋ね、「賛成」1人に対し「どちらかといえば反対」が3人、「反対」が9人だった。否定的な意見が17人中12人となり、約7割を占めた。

 賛成意見としては「(福島第1原発が)事故を起こしたが、原発が人々の生活をより良くすることは確か。原発周辺も潤う」(30代男性)との声があった。

 反対した人からは「万一、同じような事故が起きた場合、住み慣れた土地からまた移住するのかと思うと大変」(30代女性)、「放射能の怖さを知っているから」(80代男性)、「あらゆる災害を想定して安全基準を設けたとしても防ぎきれない。災害を想定することは不可能」(60代男性)などの意見があった。

 このほかに「絶対反対」との回答もあったが、「(原発の)電気の恩恵を受けて生活しており、絶対反対と言えない立場にあると思う」「福島のこともまだいろいろとあるのに、自分の中で整理がついていない」と賛否を留保する答えもあった。

このエントリーをはてなブックマークに追加