JT―久光製薬 第2セット、ブロックを狙う久光製薬・岩坂(4)=名古屋市ガイシプラザ

 バレーボールのプレミアリーグは10日、名古屋市のガイシプラザで2試合制の決勝第1戦が行われ、女子は久光製薬スプリングス(鳥栖市)がJTを3-0で下して先勝した。

 レギュラーシーズンで21戦全勝だった久光製薬は序盤から高い攻撃力を発揮。セッター古藤千鶴を起点に移動攻撃がさえて第1セットを25-9で先取した。続く第2、3セットもサーブで効果的に崩すと、新鍋理沙、岩坂名奈、石井優希ら日本代表勢のアタックで得点を重ね、7季ぶりの優勝を狙うJTを寄せ付けなかった。

 男子はパナソニックが豊田合成にストレート勝ち。4季ぶりの頂点を目指すパナソニックは福沢とクビアクの両アタッカーが活躍。得点源のイゴールをけがで欠いた豊田合成を押し切った。

 第2戦は女子が17日、男子は18日に東京体育館で開催される。

 ▽女子決勝第1戦(久光製薬1勝)

久光製薬3―0JT

 ▽男子決勝第1戦(パナソニック1勝)

パナソニック3―0豊田合成

因縁の相手一蹴

 付け入る隙を与えなかった。久光製薬はJTをストレートで一蹴。プレーオフの2次リーグで今季唯一の黒星を喫した因縁の相手に先勝し、岩坂は「初戦は大事だと思っていた。勝てて良かった」とほっとした表情を浮かべた。

 久光製薬・酒井監督の狙いは二つだった。一つは「(相手エースの)ミハイロビッチの攻撃力をどこまで崩せるか」。常に2人か3人でブロックに跳び、後ろに抜けるスパイクは粘り強くレシーブした。

 もう一つの狙いは「どうやってサーブで主導権を握るか」。前後左右への揺さぶりでレシーブを乱した。JTには速攻を効果的に使わせず、優位に進めた。

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