力強い漁師の姿を捉えた写真と山下春美さん=佐賀市城内の「楠の森フィリエ」

 佐賀市城内のカフェ「楠の森フィリエ」で10日、東北で明るく懸命に生きる人々の姿を追った「写真展 東北」が始まった。東日本大震災から7年を迎え、東北6県の農漁業者らにスポットを当てた情報誌に携わる佐賀市出身の山下雄登さん(26)が撮影した写真など約40点を並べる。31日まで。

 山下さんは大学在学中から、復興支援ボランティアに加わってきた。現在は農家や漁師らを取材し、農水産物を届ける情報誌「東北食べる通信」の副編集長を務める。

 写真展では、原発事故の風評被害で輸出ルートが途絶えながらも販路開拓に励むホヤ漁師ら、力強く震災から立ち上がる生産者たちの笑顔を集めた。山下さんの母春美さん(56)は「明るく未来に向かっている東北の姿を、佐賀の人たちにも見てほしい」と話す。

 期間中は、津波で宮城県気仙沼市の2店舗が全壊したコーヒー店「アンカーコーヒー」の自家製コーヒーと焼きドーナツのセット(450円)も販売。入場無料で午後1時~同4時まで。火曜と日曜は休み。

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