佐賀県は9日、部下の女性職員宅に上がり込むなどのセクハラ行為をしたとして、産業労働部に所属する係長級の40代男性職員を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 県人事課によると、男性係長は昨年4月中旬、女性職員と2人で出張した帰りに食事をしてタクシーで送り、1人暮らしの家に上がり込み、深夜の公園にも連れ出した。その後も今年1月まで懇親会や打ち合わせなどの場で計17回、わいせつな発言を繰り返した。

 2月上旬、女性職員からセクハラ行為を理由に退職の申し出があり、人事課が把握した。昨年8月に相談を受けた所属長は2人の席を離し、男性係長直属の仕事をさせないようにしたが、注意はしていなかった。

 人事課の調査に対し男性職員は「冗談のつもりだった。女性に不愉快な思いをさせて申し訳ない」と話しているという。女性職員は退職を撤回し、カウンセリングを受けるなどして仕事を続けている。

 本年度の懲戒処分は4件目で、うちセクハラ関連は2件目。志岐宣幸総務部長は「綱紀粛正と服務規律の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントした。

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