VR作品を見て空想的な世界観を楽しむ観覧者たち=佐賀市本庄町の佐賀大学美術館

 佐賀大学で映像編集やアニメーションを学ぶ学生たちによる「電脳芸術展」が佐賀市本庄町の佐賀大学美術館で開かれている。VR(バーチャルリアリティー=仮想現実)技術やCG(コンピューターグラフィックス)を駆使した作品17点が展示されている。11日まで。

 佐賀大は全学部の学生を対象に「デジタル表現技術者養成プログラム」を2009年から開講。2年の履修期間中、CGや映像編集、シナリオなど幅広い領域を学ぶ。本年度修了する8期生は昨年6月から取材や撮影に取り組み、今回は集大成の展覧となっている。

 地域デザイン学部2年の西遼太郎さんによる「Nishi1-Shootinthesaga2017」は唐津くんちやバルーンフェスタ、海中鳥居といった佐賀の名所をドローンなどを使って撮影。動画や写真を幾多にも組み合わせ、疾走感あふれる作品に仕上げた。

 地域デザイン学部2年の三村郁未さんはVRを使い、クマのぬいぐるみの日常を作品に。ぬいぐるみが動く空想の世界を表現した。三村さんは「VRに取り組んだのは初めて。他のアニメーションと違って、視聴者に見えない細かい部分まで再現するのが大変だった」と話していた。

 観覧した理工学部4年の田原誠太郎さん(22)は「新しい発想でクオリティーの高い作品が多かった。ドローンで空撮するなど飽きさせない工夫があった」と感心していた。

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