虐待された疑いがあるとして、昨年1年間に全国の警察が児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもは前年より1万1204人(20・7%)多い6万5431人だったことが8日、警察庁のまとめで分かった。統計を取り始めた2004年の962人から13年連続の増加で、初めて6万人を突破。増加分の多くは、暴言などの心理的虐待だった。

 佐賀県警が昨年1年間に児童相談所に通告した18歳未満の子どもは前年より38人(52・7%)多い110人だった。

 内訳は心理的虐待が48人増の79人で、全体の71・8%を占めた。うち74人が面前DVだった。身体的虐待は3人減の23人、育児放棄などの怠慢・拒否が4人減の8人。性的虐待は3人減ってゼロだった。

 摘発は4件の4人で、前年と同数だった。うち1件は被害者1人が死亡しており、小城署は昨年10月、2016年に4歳だった長男を虐待して死亡させた傷害致死の疑いで、母親(31)=同罪で起訴済み=を逮捕している。

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