真剣な表情で揮毫する佐賀北高の生徒ら=佐賀市文化会館

 佐賀北高書道科の卒業記念展が8日、佐賀市文化会館で始まった。学校生活の集大成となる大小の作品128点を展示するほか、はかま姿の卒業生たちによる勇壮な書道ライブパフォーマンスもある。11日まで。

 芸術科書道専攻と書道部の3年生13人の作品を中心に、在校生20人も出展する。下村果凜さんの湯飲み「福寿」は祖父母のために制作したもので、えんじ色と紺色の湯飲みに複数の書体で「福」と「寿」の字をあしらった。八頭司怜奈さんは金色を地に鶴やバラをあしらった用紙に堂々とした「寿」を書いた。

 卒業記念展でライブパフォーマンスを披露するのは初めて。りりしいはかま姿で現れた生徒たちは、大作用の筆を構え体全体を使って書をしたためた。作品集(千円)を購入すると、生徒に揮毫(きごう)を依頼することもできる。

 同校3年の樋渡奈々さん(18)は「つらいこともあったけど、同級生や先生、家族に支えられてここまできた」と3年間を振り返り、「お世話になった人たちに作品を通して感謝を伝えたい」と話していた。会場では、県学童書道展の入賞作品103点も展示している。

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