少年補導職員の田代洋子さん(右奥)からインターネット利用時の心得を学んだ生徒たち=佐賀市の九州国際高等学園

 インターネットを利用する際に必要な心構えを学ぶ出前授業が2日、佐賀市の九州国際高等学園(園田皓二校長、63人)で開かれた。生徒からの相談を機に企画し、佐賀署の少年補導職員が会員制交流サイト(SNS)で実際に起きたトラブルを紹介し、全生徒が被害者にも加害者にもならないためのSNSとの付き合い方を共有した。

 同校で11月、了承を得ずに写真をSNS上に掲載されたという相談が1件あり、校内全体で意識を高めようと開いた。同署生活安全課少年補導職員の田代洋子さんが、女性がSNSで知り合った男性から裸の画像を送るよう脅迫されたケースなどを通して「人が嫌がるようなことは全て犯罪につながる可能性がある」と注意を促した。

 ケーキ店で働く従業員が閉店後食べ遊ぶ様子を自らのSNSアカウントに投稿し、ネット上で炎上するストーリーのDVDも見て学び、田代さんは「世界中の人が見てもいいという内容を、一呼吸置いてから投稿して」とアドバイスした。毎日SNSで情報発信するという10代女性は「食べた料理などを投稿している。一度立ち止まって考えてからボタンを押したい」と話した。

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