「仕事にはお守りのように嬉野茶をタンブラーに入れて行く」と話す三根梓さん=嬉野社会会館リバティ

 3月17日に始まる「肥前さが幕末維新博覧会」を前にリレーシンポジウム第4弾が、嬉野市社会文化会館リバティであり、ゲストで女優の三根梓さん=嬉野市出身=らが嬉野茶の魅力などについて意見を交わした。三根梓さんへの単独インタビューを紹介する。

◆三根さんにとっての嬉野茶

 なくてはならないもの。幼い頃から急須に入れて毎朝飲んでいる。いい香りで目が覚めるし体もぽかぽかして、今日も一日頑張れそうな気分になる。人間の体の90%は水分でできているというけど、私の体は嬉野茶かもしれないというくらい身近にある、かけがえのないもの。

◆お茶の入れ方

 熱湯で飲むときもあるけど、お湯を冷まして入れるのが自分の入れ方の一つ。友達が訪れたら、「(嬉野茶を)好きになってもらうぞ」という気持ちでお茶を入れる。ただ、茶摘みの経験がないので、自分で摘んだ茶葉を自分で入れて飲んでみたい。

◆佐賀の魅力

 空気が新鮮でおいしく感じる。佐賀空港をよく利用していて、佐賀の地を踏んだ瞬間に空気が違う。地元にいた頃は都会に憧れる気持ちがあったけど、離れてみて、田舎だからこその素晴らしさをすごく感じる。

◆地元の応援

 佐賀にはお盆とお正月には帰ってきていて、いつも帰るたびにエネルギーをチャージしている。町を歩くと、「梓ちゃんやろ? 頑張ってね」って気さくに声を掛けられ、応援してもらっている。中学生の頃から役者という夢があったので、自分のために頑張るエネルギーは必要だけど、誰か喜んでくれる人のために頑張るエネルギーもすごく大きくて、地元の応援は原動力の一つになっている。

◆女優業に生かされている佐賀での経験

 部活動で、「報われない努力はない」ということを学べたのは役者の仕事をしていく上で、大きな支えになっている。小中高とバレーボール部に所属していて、中学時代に特に熱中して打ち込んでいた。最初は地区予選で負けてしまうようなチームだったけど、最後まで勝ち残れるチームになるって目標を立てて、ひたすら練習していた。練習に行きたくないなと思う日もあったけど、誰かがいいプレーをしてみんなでハイタッチする瞬間が楽しいから、どんなにきつくても毎日続けられた。そしたら驚くくらい試合に勝てるようになっていて、いつのまにか県大会で優勝。その時、必死になって努力を続けられれば自分に返ってくるんだなと実感できた。お芝居は練習すればするほど結果につながるというものではないけど、気持ちの面で好きなことに向かって努力を続けていれば、いざという時きっと自分の背中を押してくれる力になる。

◆今後の目標

 役者としていろんな役に挑戦したいし、見てくれる人の心をぐっと震えさせるような表現者になれるように勉強して努力したい。個人的に、自分を極限まで追い込んだところでパフォーマンスできるアスリートを尊敬していて、そういう役にチャレンジさせてもらえたらと思う。

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