施設側に助成金の目録を手渡す本郷孝博丸紅九州支社長(左)=多久市東多久町の「ぬくもいホームひだまり」

 高齢者や障害者のデイケアサービスなどを展開する多久市東多久町の地域共生ステーション「ぬくもいホームひだまり」に2日、大手商社丸紅が運営する福祉基金から助成金が贈られた。同施設は助成金で福祉車両を購入し、「地域での活動に幅が出る」と喜んでいる。

 贈呈式で、本郷孝博丸紅九州支社長が施設を運営する社会福祉法人「明日香」の金ケ江良子理事長らに目録を手渡した。本郷支社長は「私にも86歳になる要介護の親がいて、毎朝の車での送迎の厳しさはよく理解できる。助成金を地域福祉の充実に役立ててもらい、利用者にいつまでも元気でいてほしい」と激励した。

 同施設は、利用者の送迎にこれまで一般車両2台だけで対応していた。平智子施設長は「新しい福祉車両は車いすごと乗車でき、職員の負担が大幅に軽減できる」と声を弾ませていた。

 丸紅は福祉を目的とした基金を1974年に立ち上げ、全国から助成先を募っている。今回は563件の応募から64件を選び、総額1億円分を助成した。

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