経済誌の2017年「住みよさランキング」でも九州3位となり、今も人口増が続く鳥栖市は昨年11月から転入者を対象にアンケートを実施、2月末時点で中間報告をまとめた。回答した323世帯(562人)を分析すると、県外からの移住者が約8割を占めた。鳥栖市を選んだ理由は「仕事・通学の都合上」「通勤・通学が便利」で約半数を占めた。

 

 アンケートは転入の理由をより具体的に把握し、市の魅力アップ政策につなげて定住人口増を図る狙い。

 転入者の562人の内訳は県内から129人、県外から433人。前住所地は福岡県262人、佐賀県129人、関東47人、関西・中国地方・大分県がともに16人だった。

 家族構成は「1人世帯」が約半数で、「夫婦のみ」「夫婦と子ども」と続く。子どもがいる世帯の場合は未就学児や小学生などの低年齢層の子どもの割合が高かった。

 鳥栖市を選んだ理由は「仕事・通学の都合上」26・7%、「通勤・通学が便利」23・0%で約半数に達し、市は「通勤の利便性や職住接近の住環境などが居住地選択に重要視されていることが分かった」と分析している。次いで「気に入った物件があった」「住環境が良い」「まちのイメージが良い」などが比較的高いことから、「日々の暮らしの面でも一定の評価を得ている」とみている。

 また鳥栖市以外の転居先候補地については、「他になかった」が7割だが、候補地があった場合には佐賀県内ではなく、久留米市を中心とした福岡県側の近隣市を挙げる人が多かった。

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