佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画で、有明海での事故への懸念を示した秀島市長=佐賀市議会

 神埼市千代田町の陸上自衛隊ヘリ墜落事故を受け、佐賀市の秀島敏行市長は6日の市議会一般質問で、佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画を念頭に「有明海で墜落事故が起こったと考えると、油の流出など環境被害が懸念される」と述べた。

 山下明子議員の質問に答えた。秀島市長は、空港配備後の自衛隊機の経路が空港南側に設定されていることに触れ「空港南側は有明海。油の流出など環境被害が懸念される」と語った。干満差が大きいことにも言及し、「干潟特有のぬかるみもあり、救助の苦労、困難さも想像できる」と事故対応の難しさも指摘した。

 今回の事故を受け、市独自に調査や情報収集をする考えはないかという質問には、「(公害防止協定覚書付属資料で)大前提が自衛隊と共用する考えはないと約束事がある。それが整理されるまで市が先に動く必要はない」との見解を示した。

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