石仏に前掛けを着けるうれしの特別支援学校中学部1年の生徒(左)と火の口区婦人部のメンバー=嬉野市塩田町五町田

 嬉野市のうれしの特別支援学校の子どもたちが2日、地域住民と交流を兼ねて、学校近くの石仏を清掃した。中学部1年の14人が、石仏を祭っている火の口区婦人部の3人と協力して作業。手作りの前掛けを石仏に掛け、婦人部との縁を結んでくれたことに感謝した。

 

 並んでいる石仏14体を一つ一つたわしで磨いたほか、周辺の草取りにも精を出した。前掛けは子どもたちがミシンや手縫いで作り、赤、ピンク、黄色など色とりどり。さまざまなワッペンで飾った。子どもたちは優しい手つきで石仏に取り付けると、「かわいくなった」と笑みをこぼした。

 生活する上で地域の支えが重要な子どもたちに住民と交流する機会にしようと、同校は婦人部に依頼して年度を通して活動してきた。石仏清掃のほか、学校でレクリエーションも楽しんだ。子どもたちは年度最後の活動となるこの日、同婦人部のメンバーらに思い出の写真を贈り、交流の感謝を伝えた。

 吉岡愛菜さん(15)は「一緒に活動できて楽しかった。お地蔵さんはこれからも大事にしたい」。婦人部の堀越章子さん(77)は「地域で長く守ってきたお地蔵さんのおかげで出会えた子どもたち。今ではとても身近に感じる」と笑みをこぼした。

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