罰則規定の明記を求め、要望書を手渡す市民団体共同代表の藤瀬憲一さん(右から2人目)ら=唐津市役所

 唐津市の市民団体は6日、市が開会中の定例議会に提案している政治倫理条例改正案について、罰則規定を設けて今議会中に再度改正案を提出するように要望した。改正案は政治倫理基準に違反した場合、市長の対応として「必要な措置を講ずる」と加え、辞職など具体的な罰則は盛り込んでいない。

 「唐津しゃんとする会」と「唐津をよくする会」の7人が市役所で小形昌和企画部長に要望書を手渡した。市民団体は過去2度、政倫条例の罰則規定を求める要望書を提出してきた。今回は「必要な措置とは何なのか、明確ではない。このあいまいさが不正を繰り返しかねない問題になる」と指摘し、厳しい罰則規定を求めている。

 市長が贈収賄の有罪判決を受けて開くとしていた市民説明会の開催を、改正案では「あっせん利得罪その他の職務に関連する罪」にも広げたことに触れ、「改正案は法に抵触するかどうかに主眼を置き、倫理を軽視するもの」と厳しく批判している。

 市議会の各会派にも同様の要望書を提出した。

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