かつて開門判決を出した福岡高裁が開門せず和解する道を選んだ。開門反対派は「(和解協議入りを)真摯(しんし)に検討して」と開門派に促した。

 開門反対派は高裁判断を評価するコメントを出した。弁護団は、地裁と高裁が同じ内容の勧告を示したことに「裁判所が一貫して非開門の考え方を採っている」。中村法道長崎県知事は「裁判所から改めて『開門してはならない』という方針が示されたものと考える。真の有明海再生につながる具体的な成果が得られるよう期待する」とした。

 干拓地営農者の町田浩徳さん(55)は取材に「開門派に和解勧告を受け入れてもらい、国主体で長年の問題を円満に解決してほしい」と求めた。(長崎新聞提供)

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