鹿島市民会館の計画見直し案をまとめ、樋口久俊市長に手渡す中村雄一郎座長(中央)=鹿島市役所

 鹿島市民会館の建て替えを巡り、市民や学識者らでつくる建設検討委員会(中村雄一郎座長)は5日、基本計画を見直した報告書を樋口久俊市長に提出した。延べ床面積を半分に変更するなど規模を縮小することになっていたが、ホール客席数は従来の計画通り800席程度を確保する。市は基本設計に入り、2021年度内の完成を目指す。

 市が申請を予定していた国の交付金が減少することを受けて、建設委は昨年8月から規模縮小の検討を重ねてきた。市議会まちづくり特別委との意見交換などを経て、客席数は750~800強でまとまった。総工費は概算で20億2千万円と見込んでいる。

 報告書を受け取った樋口市長は「財源が中心に議論されなければならない中で、詳細な検討をしていただいた。今後しっかり対応していく」と述べた。

 市民会館は1966(昭和41)年に建築された。建設委は15年3月に策定した構想を見直し、3階建てを2階建てにするなど変更していた。新会館は現施設と同規模の延べ床面積約2650平方メートルで建て替え、カフェやリハーサル室は省いた。現施設は来年3月末で閉館する。

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