講演するNPO法人支援機器普及促進協会の高松崇理事長=神埼市中央公民館

 障害がある子どもたちの可能性を広げるICT機器の活用法を探る研修会が3日、神埼市中央公民館で開かれた。県内外の学校関係者や医療関係者ら80人が参加し、講演や学習アプリの体験などを通し、それぞれの子どもたちに豊かな学びを提供する方法を考えた。

 講演では、障害がある人の暮らしや学習スタイルを変えるためにタブレット端末やスマートフォンなどの有効な活用法を模索しているNPO法人支援機器普及促進協会の高松崇理事長が登壇した。

 子どもたちによって、障害の種別や程度はそれぞれに違う。また、ICT機器も日々、進化している。高松理事長は教師が心掛けるべき点について、「機器の選択や使う際の姿勢など試行錯誤するだろうが、その期間をできるだけ減らすこと」と指摘。教師が子どもたち一人一人に適した手段を見極める力を磨かなければ、子どもたちの「したい」という感情が下がっていくとした。

 セミナーは、県内の特別支援学校の教諭を中心メンバーに、昨年4月に発足した「県特別支援教育情報端末・AT利活用研究会」(小野龍智会長)が主催した。

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