目の前のボウルに集中して花を生ける福富保育園の子どもたち=白石町の福富ゆうあい館

 子どもたちによる生け花体験がこのほど、白石町の福富ゆうあい館であった。福富保育園の年長児約40人が「花育」活動に取り組む地元の華道家・伊東哲郎さん(85)らに手ほどきを受けて花を生けた。

 子どもたちは説明を聞きながら、小菊やカーネーション、カスミソウなどを順に、ボウルの中の吸水スポンジに挿した。「器を回しながら、きれいに見える向きを決めて」「ここがいいと思う所に挿し、お花が自分の方に向くようにして」などとアドバイスがあり、場所や向きを微調整していた。

 園児たちは「初めてだけど上手にできた」と満足げ。全国花育活動推進協議会の花育アドバイザーでもあり、20年以上前から活動を続ける伊東さんは「最近の住空間には仏壇もなく、日頃から花を飾る空間が少なくなっている。命ある草木になじみ、生けることで命の大切さを感じてもらいたい」と話していた。

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