桜の木に土をかける式典出席者=佐賀市藤町の神水川パークゴルフ場

 JR佐世保線の複線化に伴い、伐採される予定だった武雄市北方町の桜を、佐賀市富士町の神水川パークゴルフ場周辺に移植したことを祝う記念式典が4日、同パークゴルフ場で開かれた。北方町の住民ら関係者ら110人が、桜が地元の名所となることを願った。

 桜は、北方町の住民が2007年から4年かけて植え、手塩にかけて育ててきた。北方町の住民の思いをつなげようとライオンズクラブ国際協会337-C地区(佐賀・長崎、乗田泰ガバナー)のメンバーが、クラブ創設100周年記念事業の一環として移植を企画。今年1月、雪や雨が降る中、地元の造園、建設業者らの協力を得て実現した。

 式典では、乗田ガバナーが「北方町の人たちの支援、地元の業者などたくさんの人の知恵を出してもらい、200本もの桜を植えることができた」とあいさつ。その後、同ライオンズクラブは、北方町まちづくり推進協議会をはじめとする協力団体などに感謝状を贈った。

 同協議会の松田栄次会長は「嫁に出した気持ち。川沿いから、こんな日が当たるいい場所に来て、桜も喜んでいるんじゃないだろうか」と顔をほころばせた。

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